81(やい)の日記〜山梨県甲斐市中下条の美容院.美容室.ヘアサロン

81(やい) のBOSSによる美容の話と美容に関係の無い話を書く日記

伝説の体温計

 

こんにちはこんばんはおはようございます。

 

81は来年から、常になにかしらのキャンペーンを行いたいと思います。

ふた月毎くらいのペースで(多分)

キャンペーンの内容は随時ブログとホームページにてお知らせしたいなと思っておりますので要チェックです^ ^

 

 

 

 

最近、風邪が流行っておりますので風邪をひきたくない人は気をつけて下さい。風邪をひきたい人は簡単にひけますよ。

 

風邪といえば、僕が通っていた穴切小学校の保健室のナカザワ先生はぴったり37℃以上の熱が無ければ早退させてくれませんでした。

今思えば仮病対策でしょうか。

保健室の体温計は2つあったのですが、1つはアタリの体温計がありました。 

 

最近の体温計と違って、測定に1分くらいかかるものです。ピピッ、ピピッ、と音がすると測定された体温が表示されるというものです。音がした後にもずっと測定したままだと「E」と表示されます。エラーですね。

 

しかし、アタリの体温計は違いました。

ピピッ、と鳴った後も測定を続けていると、なんと!表示される体温がどんどん上昇していくというスグレモノでした。

 

何年生の時か忘れてしまいましたが

ある時僕は家に帰ってドラゴンクエストをプレイしたかったので早退狙いで保健室に行きました。

もちろん、平熱です。

2つしかないベッドに寝かされてました。

その後すぐに1つ学年が上の男が現れました。

彼も熱っぽかったのか、もう片方のベッドに寝かされました。

体温計をそれぞれ1つずつ渡されました。

なんでか覚えておりませんが、保健室の先生はどこかに行ってしまいました。。

僕と先輩は熱を計りました。

1分くらいすると測定を終える音が聞こえました。

 

僕は36.5℃くらい(忘れた)

当たり前です。

これでは帰れない。。

諦めて、呆然としながら体温計を挟んだままにしておりました。。

 

先輩も熱を計り終えたようです。

 

「何℃?」と聞きました(小学生だったから多分敬語使えてない)

 

 

悲しみを隠しきれない顔をした先輩は

 

「36.5℃(忘れたけど帰れない数字だったのは覚えてる)、、、」

 

呟きました。

 

なんだこいつも仮病かよ。ろくでもねーな。

とは思いませんでした。

 

帰りたいものは帰りたいのです。

僕らは学年の壁を越えた戦友ということでした。

 

2人して絶望に駆られていました。。

 穴切小学校の生徒にとって、37℃越えないと早退できないというのは、小学生で教わる一般常識の中の1つです。

 

 

ふと、なんとなく僕の測定しっぱなしの体温計をみると

 

37.2℃!!

 

 

!?

 

 

なんだこれは!と思い、そのまま測定を続けました。

 

 

そしてまた見てみると

 

37.5℃!!

 

 

そう、スグレモノ

伝説の体温計はこの日に誕生(発見)しました。

 

 

僕は先輩に言いました

 

僕「音鳴ってからも挟んでると37℃越えるよ!」

 

先輩「ほんとに!?」

 

 

先輩は何度か挑戦しておりました。

 

 

しかし先輩はE、E、E、、、

 

エラーの連続です。

 

やり方ではなく、体温計が違っていたのです。

機種は全く同じですが、

僕に渡された体温計だけが伝説の体温計で、先輩の手に渡ったのは正確な体温しか表示することのできない無能な体温計でした。

 

 

 

その後先生は帰ってきて、僕は37.5℃の好成績を叩き出したのでなんの疑いもなく早退しました。

先輩はだめです。37℃越えないと絶対に早退させない厳しい保健室の先生でした。

 

 

意気揚々と家に帰ってドラゴンクエストをプレイし、強敵ヤマタノオロチを倒しました。次の日に学校に行って友達に自慢しました。ヤマタノオロチは「もえさかるかえん」という強力な技を連続して使ってくるのでとても強かったのです。

 

 

 

ちなみにその時保健室にいた先輩は今、居酒屋を経営しております。

 

僕は美容院の経営者。

 

経営者同士、もう仮病は無しにしましょうね。

 

 

 

山梨県甲斐市の美容院81(ヤイ)

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